仮設マニュアル VOL16
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単管ジョイントの許容荷重および効率96 なお、48.6φの鋼管と42.7φの鋼管を結合する異径式のクランプ(異径クランプまたは兼用クランプと称している)も性能は直交型または自在型によりそれぞれ表と同じである。 なお、48.6φの鋼管と42.7φの鋼管を結合する異径式のクランプ(異径クランプまたは兼用クランプと称している)も性能は直交型または自在型によりそれぞれ表と同じである。種  類締付トルク直交型クランプ自在型クランプ350kg・cm450kg・cm荷重0~1000kg及び50~750kg種    類引   張   りl=1.8mに対する座屈曲げモーメント6.75t・cm変 化 量締付トルク10mm以下450kg・cm許容荷重1.25t2.10t効 率(%)167380引張強度1500kg以上1000kg以上許容荷重500kg350kg〔3〕単管ジョイントの性能 部材中にある継手は、部材自身の強度以下にならないようにすることが理想であるが、組立て・解体を繰り返す仮設材にあっては、作業の迅速容易性を必要とする関係から、理想から多少はずれるのはやむをえない。単管ジョイントも、その例にもれず、部材自身の強度よりジョイントの強度が下回っている。その下回る度合を効率と名づけて、ジョイントの許容荷重とともに、これを下表に示す。鋼管 (単管足場)●●●●●●〔2〕単管クランプの性能 クランプの性能について、労働省規格において表の左側に示すように定められている。また、許容荷重について、同表の左欄に示す変化量の10mmにおける荷重に対し2以上、しかも破壊に対して3以上の安全率とすると同表右欄のとおりとなる。

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