仮設マニュアル VOL16
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2+(B+a)2332+2+a2・l2・h22{(B+a)2I1+I13}図ー9Mが単独に作用する場合 ρM=MIpR ≦ fw ………………………………(35)   ρN:Mによる応力度   Ip:Gについての断面極二次モーメント   R:Gから最長縁までの距離Ip,Rは図ー8の例で計算すれば、ℓ1/2ar2dχ=a Ip=4∫0 R=12I1となる。N、Q、Mが同時に作用する場合まずρMをN方向とQ方向に分解してρN、ρQに加え、これを合成する。すなわち図ー5の例では、 ρNQM=B+a2R )2+(ρQ+ρM・  (ρN+ρM・      ……………………………………(36)●T継手 T継手は構台などの柱材と梁材の仕口、ブラケットの取付けなどに見られるもので、一般に剪断力と曲げモーメントを受ける。このような隅肉継目の算定は、重ね継手の場合と同様、図ー9のように柱フランジ面にのど44断面を投影したものについて応力度を合成すればよい。応力種別材 料SS41、SM41SM50表ー11 アーク溶接継目の許容応力度(t/㎠) 作業の方法(施工例)引 張 り圧 縮曲 げ剪 断0.81.21.42.0(2)I12R )2≦ fw ρMQ=ρM2+ρQ2 ≦ fw ρM = Mz             ……………………(37) ρQ = QA    z:投影されたのど44断面の断面係数    A:剪断力を負担するのど44断面積      (図のような場合はウェブ部分のみを考える)図ー9の場合、A、zは次のようになる。 A = 2a3l3 z = I h1a2l2 = a1l1 なら中立軸は梁成の中央にあり、Iの略算は次のようである。 I = a1・l1・h1長        期突   合   せ1.42.01.42.0(引張り) z = I h2隅 肉長期応力に対する値の1.5倍0.81.2a36l3(圧縮)短   期(注)ʼ70年基準による。282仮設工事強度計算における定数(溶接接合)

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