仮設マニュアル VOL16
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189 α=0.70 ∴ Pk=0.70×(3.14)2×2.1×106×17.9=2,244㎏ パイプサポートは長さを短くするにつれて耐力がふえるが、l=2.3mとすると両端ナイフエッジの計算強度はl=3.4mの約1.5倍になる。したがっ@A=BC?D82て、鉛直荷重だけを考えるときは、サポートの長36EF6>"?"@A=BC?D82さが短くなるにつれて間隔を広げることができGHI1>/JK)436EF6>"?"る。しかし、これは偏心モーメントや水平力を考5678LMNOP=QF"RGHI1>/JK)4慮していないから、コンクリート打設のようにあ@A6BCKD8ST=UV"5678LMNOP=QF"Rる程度の水平力が加わる場合には、中間に振れ止6'R)4W4XYZ[\]^@A6BCKD8ST=UV"めを設けるとか、場合によっては筋違いを入れる_3=Q`48;K;Wab\cdef6'R)4W4XYZ[\]^ようにする。gh(01^_36i<,-_3=Q`48;K;Wab\cdef また、サポートの長さが3.5m以上に達した場jSklm=f"W,-g78gh(01^_36i<,-合など、補助サポートを使うときには筋違を入れno;=pgh?)jSklm=f"W,-g78るように計画すべきである。筋違を入れない場合q5@A6>rst45no;=pgh?)は、振れ止めを2段にする方法もある。,-Kuvw=xh"Rno=q5@A6>rst45 振れ止めを中間に設けた場合、これが完全に固pghGy?zR'()no=pK,-Kuvw=xh"Rno=定されて座屈長が1/2になったとすれば、座屈長はl;,-klm={?|}~()pghGy?zR'()no=pKの2乗に反比例するから4倍となる。しかし、振klm=jSf5,-6;,-klm={?|}~()れ止めは移動するから、2倍程度とみるのが妥当A8@6K75"?klm=jSf5,-6@?WaJ"K)4A8@6K75"?@?WaJ"K)4(340)2+,-./検討の実際 ¡¢£¤;8¥¦§¨A=>+,-./ 演習-1、2において支保工の高さを2.8mとす"?)©ª,-> ¡¢£¤;8¥¦§¨A=>る。市販サポートの場合、l=2.8mにおける耐力23"K)"?)©ª,->は、1,800㎏となる。 ¡¢£;8«ST23"K) 演習-1において大引間隔100㎝、サポート間ST¬NO'(Wa ¡¢£;8«ST隔150㎝、㎡当りの荷重は582㎏であるから、サ­i<NOST¬NO'(Waポート1本に加わる荷重­i<NO P=1.0m×1.5m×582㎏/㎡>>¬>>¬=873㎏45678'®¯";h したがって、パイプサポートで十分ということ"K)45678'®¯";hになる。 ¡¢¤;8«ST«¥ 演習-2において大引間隔135㎝、大引支点(サ°±²³NO ¡¢¤;8«ST«¥ポート位置)120㎝、サポート荷重°±²³NO P=1.35×1.2×582=943㎏~'®¯";h"Kこれも、パイプサポートで十分ということになる。)~'®¯";h"K)"K) !"#$% !"#$% これは、両端ナイフエッジのパイプサポートに !"#$%&'()おける座屈試験結果とほぼ同じである。*+,-.'/0 !"#$%&'() 両端端太角の場合は、実験では約2,500㎏程度の123'()456789:;<8*+,-.'/0耐力である。したがって、一般にいわれているパ;23=>'123'()456789:;<8イプサポートの耐力をl=3.4mで1,500㎏、l=2.3m>'"?);23=>'で2,000㎏とする。>'"?)&'()*パイプサポート支持力&'()*W4klm?であろう。WaJ01"6W4klm? 注意すべき点は、左図の'(h)WaJ01"6ようにサポートの軸線が荷?zR'(h)重方向よりずれて偏心してgh6N?zRいる場合である。実験によO|g8XY48gh6Nるとl=3.4mで5㎝程度偏;,-'().gO|g8XY48心すると耐力は30%程度">'01X;,-'().g低下するから、サポートはY?"2301">'01Xできるかぎり荷重方向に軸?WaY?"2301線を合せることが大切であ'RWNO|?Waる。=-"6'('RWNO|)=-"6'()支保工 (パイプサポートを使用した場合の計算例)

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